この記事を読まれている方は、今まで履かれていたシューズやブーツが痛み、新しいバイク用ブーツを探されている方なのではないでしょうか。
どうせ買うなら防水だけではく、冬に防寒ブーツとしても使えるブーツを探していて、情報を探している事と思います。
そんな方に、この記事では、バイク防水ブーツの選び方と、防寒にどう役立つのかについてをご紹介します。
記事の最後にオススメの商品を紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
防水バイクブーツがなぜ必要なのか
この章では、どうして防水バイクブーツが必要な理由は大きく2つで、その理由を以下にご説明します。
急な降雨や水たまりに対応するため
防水バイクブーツが必要な理由は、ツーリング先で足元が突然濡れる場面に遭遇しても挙動を乱さず落ち着いて対応出来る等、気持ちに余裕がもてる為です。
以下に、ツーリング先で突然足元が濡れる例をご紹介します。
- トンネル内に溜まった水
- 山間部の洗い越し
- 道路の水たまり
- 急な降雨
酷い洗い越しは、ちょっとした小川のような場所を数十メートル走る事もあり、防水ブーツでなければ確実に濡れますし、そんな場所で足を上げて走っても安定を失いとても危険です。
冬季の防寒対策に
防水ブーツは、防寒対策にとても有効です。
年間を通してツーリングを楽しまれる方は、季節に応じてバイクブーツを購入しなくても良くなり、とても経済的です。
最新の防水ブーツは、透湿性もかなり高く、夏場でもブーツ内の蒸れを効率よく放出してくれますので、蒸れや汗冷え対策も万全です。
バイク用の防寒ブーツをお探しの方にも、防水ブーツはオススメです。
防水バイクブーツの選び方
この章では、防水バイクブーツの選び方ついてご説明します。
透湿性能
バイク防水ブーツを購入する際は、透湿性能が高いブーツを選びましょう。
その理由は、雨天晴天に関わらず、バイクでツーリングを楽しんでいると、想像以上に足裏に汗をかきます。
透湿性がないブーツでは、足が蒸れて不快になり酷い場合には水虫になってしまう可能性もあります。
防水ブーツを購入される際は、透湿性能の高いブーツを選ばれることをオススメします。
簡単に着脱出来る機構
バイク防水ブーツを購入する際は、自分が使いやす機構を搭載したブーツを選びましょう。
最新のバイク専用ブーツは、素早く履いたり脱いだりすることや、締め付ける力を調整する機構が付いていますが、馴染みがなかったり、使いづらい機構のブーツでは、履くのが面倒だから履きたくない。
また、締め付ける力が強過ぎるブーツでは、長時間履いていると足が痛くなるから履いて行きたくない。
といった事になります。
防水バイクブーツを購入される際は、店頭で実際に試し履きをしてから購入することをオススメします。
チェンジペダル部分の補強や滑り止め加工
バイク防水ブーツを購入する際は、チェンジペダル部分に滑り止めや、補強加工がされているブーツを選びましょう。
滑り止め加工がされていないと、雨天に足元が濡れた状態でギアチェンジをしようとして滑って、体制を崩してしまう恐れもあります。
また、長距離ツーリングに出掛けるとギアチェンジをかなりの回数することになりますので、補強加工がされていないブーツでは、ギアチェンジで擦れる部分がすぐに傷んでしまいます。
※この記事のアイキャッチ画像のSynthese 14は、2年間で6万km走行したブーツの写真です。このくらいの距離を走って、やっと金属部分が露出するほど、すり減りました。
高さとプロテクション性能
バイク防水ブーツを購入される際は、最低限クルブシまでの高さがあり、カカトとクルブシにプロテクションが備わったブーツを選びましょう。
その理由は、クルブシ部分まで覆われて、プロテクションが備わっていれば、バイクで万が一転倒した際に、足がバイクと道路の間に入った状態で、バイクと一緒に滑走しても出っ張ったクルブシ部分に重症を負う可能性を低くすることが可能です。
バイクの防水ブーツを購入される際は、高さとプロテクション性能がしっかりと考えられたブーツを選ばれることをオススメします。
効果的な防水バイクブーツの使い方
この章では、効果的なバイク防水ブーツの使い方をご説明します。
ブーツカバーやゴアテックス素材のソックスと併用
防水ブーツとはいえ、完全防水ではありません。
強雨や豪雨の際は、ブーツカバーや防水素材のゴアテックスソックスと併用することで、足の濡れを気にせず走り続ける事ができます。
ゴアテックスは防風性と透湿性があり、濡れて蒸れる等の心配をする必要がありませんし、防寒用に履けば冬のツーリングにも使えます。
※パンツが濡れ、地肌を伝って内部に雨水が侵入する可能性もありますので、雨天は必ずレインウェアを着用しましょう。
おすすめの防水バイクブーツをご紹介
ここでは、おすすめの防水バイクブーツをご紹介します。
エルフ バイクシューズ Synthese 14
商品情報
- ブランド名:ELF(エルフ)
- サイズ : 23.0cm〜28.0cm
- 透湿性 : ○
- プロテクション: ○
- 参考価格 : ¥13,114
おすすめポイント
- 新開発の次世代透湿・防水システムZONDAを搭載
- 防水透湿性の高フィルムと特殊製法により、内部の蒸れを放出
- 止状態での防水テストに加え、水中45度屈曲試験を5万回実施
- 裏のラウンドに合わせたアナトミカル形状の設計
- 衝撃吸収材衝撃反発材を搭載
- 表生地には、純銀の糸を織り込んだ抗菌防臭素材ミューファンを採用
- チェンジカバーを装備して耐久性をアップ
- バイク転倒時のくるぶしかかとの安全性を確保
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
バイクの防水ブーツの選び方と効果的な使い方についてご紹介させていただきました。
防寒ブーツは複数のメーカーから多様な種類が販売されていますが、購入する際には、本記事で紹介させていただいた事を参考に選ぶようにしてみてください。
防水ブーツは、冬季に防寒ブーツとしても使えるので、今購入を検討されている方は、メッシュブーツではなく、防水ブーツを選ばれる事をオススメします。
この記事がバイクの防水ブーツ選びで迷われている方の参考になれば幸いです。