バイクシートバッグの選び方オススメする理由と商品をご紹介

バイクシートバッグ
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この記事を読まれている方は、これからツーリング用にバイクのシートバッグを購入を検討されている方なのではないでしょうか。

しかし、初めて買われるバイクのシートバッグで、どのくらいの容量が良いのか想像がつかずに、情報を集めていることと思います。

そんな方に、この記事では、シートバッグがおすすめな理由と、シートバッグのおすすめ容量を含めた選び方、最後にタナックスのおすすめタンクバッグをご紹介させていただきます。

シートバッグの装着をオススメする理由

バイクシートバッグ

この章では、バイクにシートバッグの装着をオススメする理由を記載します。

携行出来る荷物が増えツーリングをより楽しめるから

シートバッグをオススメする最大の理由は積載性が大幅に向上し、バイクツーリングに携行出来る荷物を増やせることです。

例えば、ツーリング先の名水百選や無名だけど地元の人だけが知るような湧き水で珈琲をいれたい。

キャンプや、ホテルを使った泊りがけのツーリングに行く際に、キャンプ道具や着替えを持っていけます。

今までは、バイクツーリングだから、翌日も多少汚れてても同じものを着れば良いやと思っていた方も、着替えを持っていけますし、レインウェアを持っていけば急な降雨でも安心できます。

また、長距離ツーリングに行く際、かさばるスプレー缶も携行できますので、プレクサス等の簡易クリニングスプレーを携行すれば、夏のツーリングで山間部を走行中にヘルメットや車体に付着する、塗装を痛める原因となる虫の衝突痕や死骸もすぐに処理できます。

チェーンルブを持っていけば、途中でルブをチェーンに吹く事もできます。

今までツーリング先でやりたかったけども、我慢していた事が出来るようになるので、ツーリングをより楽しむことが出来るようになります。

バイクシートバッグを付けるメリット

この章では、バイクシートバッグを装着することで得られるメリットについてご説明します。

携行出来る荷物を増やせる

シートバッグを取り付ける事で得られる最大のメリットは、積載容量が大幅に増え携行出来る荷物を増やせることです。

例えば、今までは、タンクバッグだけを使っていて、レインウェアだけを携行していた方はは、ツーリング先で突然のゲリラ豪雨に降られても、レインウェアと別に着替えを持っていけば、乾いた衣服に着替えてからレインウェアを着て走る事ができます。

また、地味ですが、ツーリングマップル使用してツーリングを楽しんいる方は、メインの地域以外に複数冊携行する事もできますので、ツーリングマップルの地域外に行った際にも安心です。

ツーリング先で買い物をしても収納可能

ツーリング先でお土産や、食料を購入しても収納可能な点が、シートバッグを取り付ける事で得られるメリットです。

今までは、キャリングコードやタンクバッグを使って、コンパクトにパッキングして最低限の持ち物でツーリングに出かけていた方は、ツーリング先でお土産を買っても、持ち帰れない為、宅急便で送ったりしていたのではないでしょうか。

しかし、宅急便は届くまで時間もお金もかかります。
何より、旅のお土産は旅の思い出と一緒に持ち帰って話すから良いのであって、宅急便で送るならネット通販で買うのと、何も変わりません。

また、ツーリングネットやキャリングコードは、緊急時には良いですが、キャリングコードで縛り持ち帰って、帰宅後に開封したら中身がグチャグチャだったなんて事になると、少し悲しいですよね。

着替えやライディングウェアのインナーを収納可能

シートバッグを取り付ける事で、ツーリング先で汚れたり、体温調整のために脱いだウェアやインナーの収納場所が確保出来ます。

バイクツーリングでは、朝晩の寒さと日中の暑さに応じて、ウェアやインナーを脱ぎ着をする機会が必ず発生します。

想定されるシーンは、ツーリングに出掛ける際、朝晩は気温が低いので、出掛ける際に少し多めに着ていったけど、日中気温が上昇して暑くなって衣類を脱ぐといった場合です。

しかし、そんな時に脱いだ衣類やインナージャケットを収納する場所がなければ、暑さを我慢して走るしかありません。

夏前ぐらいまでならそれでも良いですが、真夏になると熱中症になる可能性もありとても危険で、朝晩寒さを我慢して3シーズンジャケットで出掛けるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな際にシートバッグがあれば、衣類の収納場所を気にせずに体温調整を容易にする事が可能になります。

ツーリング先で手を振ってもらえる確率が上がる

地味なメリットですが、シートバッグをバイクに装着していると、対向車線のライダーから、手を振ってもらえる確率がかなり上がることです。

更に、銀マットをシートバッグに装着すると、同じキャンプツーリングをするライダーという連帯感からか、ホームセンターで売られているような箱を付けた、ライダーからも手を振ってもらえる確率が上がります。

反対車線から手を振ってもらった際は、安全に配慮して、返せる範囲で手を振り返してみてください。
きっとテンションがあがります。

バイクシートバッグを付けるデメリット

この章では、バイクシートバッグに関するデメリットについてご説明します。

盗難されるではないかという心配が増える

シートバッグを付けて心配なのがツーリング先での盗難です。

これは絶対にないとは言えませんが、心配を軽くする方法としては、貴重品はシートバッグに入れたままバイクから離れずに、絶対に持ち歩くようにする事で少しだけ、盗難の心配を軽減出来るのではないかと思います。

乗車時に体の前後移動が窮屈になる

シートバッグを取り付けると、乗車位置が少しタンクよりになりますので、窮屈な感じがして少し疲れやすくなってしまうかもしれません。

疲れを軽減させる方法としては、普段バイク乗車時に少し後ろ乗りをしている方や、コーナリング時に体を入れて走る方。

普段のライディングで疲れてきた時に、シート上で体を動かして軽いストレッチをしている方は、シートバッグを付けて、ツーリングに出掛ける際は、休憩を取る頻度を調整したり、景色が良い場所で停車して休む、早いバイクや車がきたら先に行かせる等、気持ちに余裕を持つ事で少し披露を軽減できますので、ぜひ試してみてください。

荷物を積んだだけ重量が重くなる

シートバッグを取り付けて、被るデメリットは、積載容量が増えるので、その分重くなり運動性能が低下し風の影響も受けやすくなる事です。

以下に原付きと自動二輪(大型と中型)の最大積載量を以下に記載します。

  • 原付き⇢30kg
  • 自動二輪⇢60kg

荷物の無理な積み過ぎは、タイヤの細いバイクや車重の軽いバイクでは、風の影響も受けやすくなり危険ですのでやめましょう。

シートバッグを装着して、携行できる荷物が増えたからといって、常に最大限の積載をする必要はありません。

ツーリング先でお土産の購入をして荷物が増える可能性もあります。
シートバッグ内の荷物はパッキングの仕方を調整する等し、8割程度に抑えるような意識をすることをオススメします。

タンデムが出来なくなる

シートバッグはタンデムシートに取り付けますので、タンデムでツーリングを楽しむ事が出来なくなる事がデメリットです。

解決する方法として、別売りのタンデムシートの後ろにキャリアを取り付けるという方法がありますが、強度面などからあまりオススメしません。

バイクにまたがるのが難しくなる

シートバッグを装備すると、バイクに乗車する際、足がバッグに引っかかりまたがるのが少し面倒になります。

以下に、シートバッグを装着したバイクへのまたがり方をご紹介します。

シートバッグをバイク装着した際のまたがり方

シートバッグをバイク装着した際のまたがり方の一つとして、足場が安定しているアスファルトやコンクリートの場所であれば、サイドスタンドを下ろした状態で、左側のチェンジペダルがある方のステップに左足を乗せて、右足を大きくシートバッグをまたぐようにすると乗降車をスマートにすることが出来ます。

※片方のステップに荷重をかけ続けると、ステップを破損してしまう可能性があります。
ご自身の体重やステップの強度などを考慮して、ご自身の判断で実施して下さい。

シートバッグを選ぶポイント

この章では、シートバッグを選ぶ際のポイントについてご説明します。

収納容量

シートバッグを選ぶ際のポイントで大事なのは容量です。

一概にどのくらいの容量なら安心というのはありませんが、以下に目安のサイズを記載します。

  • 一泊ツーリングがメイン⇢20リットル
  • 一泊以上の宿泊と軽めのキャンプ⇢50リットル
  • キャンプがメイン⇢70リットル

あくまで目安ですので、必要に応じてツーリングネットで荷物を追加したりして調整をしてください。

バイクとのマッチング

シートバッグを選ぶ際に注意が必要なのが、乗車しているバイクに購入しようとしているシートバッグがマッチするかどうかです。

セパレートハンドルのスポーツタイプのバイクに、70リットルのシートバッグを付けても、安定せずにとても危険です。

シートバッグを購入する際は注意しましょう。

防水性能

シートバッグには、防水カバーが付いていますが、高速道路走行時等、急な降雨でもすぐに停車出来ない場面もあります。

そんな時に、内部への浸水を一時凌いでくれる一定の防水性能があるシートバッグを選ばれる事をオススメします。

また、防水性能は、永続的に持続するわけではないですので、定期的に防水スプレーを吹くなどの手入れを忘れずに行いましょう。

バイクから降車した際の持ち運びやすさ

シートバッグを選ぶ際には、持ち運ぶ為のストラップを付けられかも大事なチェックポイントです。

例えば、ホテルの駐車場にバイクを停めて、シートバッグの他にヘルメットやタンクバッグを無理に持って移動した際に、ヘルメットを落として傷がついてしまったら、せっかくのツーリングが台無しですよね。

そんな事にならない為にも、シートバッグにストラップを付けて、ショルダーバッグにする事が出来るなど、持ち運びの事を考えた商品設計がされている商品を選びましょう。

シートバッグの効果的使い方

この章ではシートバッグの効果的な使い方についてご説明します。

タンクバッグと併用

シートバッグの利便性を向上させる為に、タンクバッグとの併用をオススメしますす。

シートバッグはとても便利ですが、後方のタンデムシートに取り付ける為、荷物を取り出すには、一旦降車しなければならず信号待ちでサッと荷物を取りだすという使い方が難しいです。

サングラスなど、すぐに取り出して使いたいものをアクセスの良いタンクバッグに分けて置くと、とても便利です。

また、取り外しが簡単に出来るタンクバッグに貴重品を入れておけば、休憩でバイクから離れる際もタンクバッグなら簡単に持ち運べます。

シートバッグの購入を検討されている方で、まだタンクバッグをお持ちで無い方は、同時に購入されると、よりツーリングを楽しむ事ができますので、オススメです。

おすすめのシートバッグをご紹介

タナックス ミニフィールドシートバッグ MFK-100

商品情報

  • ブランド名:TANAX MOTOFIZZ(タナックス モトフィズ) 
  • 容量 :19~27リットル
  • レインカバー: ○
  • ショルダーベルト :○
  • 参考価格 : ¥8,012

おすすめポイント

  • 日帰り〜1泊程度に便利アウトドアスタイルのシートバッグ
  • 左右に容量アップ可能なので、急な荷物の増加でも安心
  • ボトルホルダーを2つ装備しているので、ペットボトル飲料のストックが可能
  • サイドポケットがあるので、小物や車載工具等も収納可能
  • 本体両側ファスナを開閉させる事により、19L〜27Lに容量調節が可能
  • 突然の雨にも安心なレインカバー付き
  • ドローコード付きなので風圧にも強い設計
  • ベルトの長さ調節だけで簡単確実に取付け可能
  • 取り外しの後の固定ベルトは車体に取付けておく事が可能
  • 積載時に重量負担のかかる下部に、樹脂製フレームと荷押さえ用ベルトを装備

タナックス フィールドシートバッグ MFK-101

商品情報

  • ブランド名:TANAX MOTOFIZZ(タナックス モトフィズ) 
  • 容量 :39~59リットル
  • レインカバー: ○
  • ショルダーベルト :○
  • 参考価格 : ¥10,243

おすすめポイント

  • 中長距離や連泊ツーリングに最適
  • 積みやすい大きさに機能が満載
  • インナーフレーム構造で積載時のバッグ形状が崩れにくい
  • 取付けベルトは汎用性が高く、締込み易い構造
  • 衣類やグローブなどの、不意に増加した荷物の積載に便利な、ホールディングコードを装備
  • 別売のツーリングネットを利用する事によって、大型のキャンプ道具などの積載が可能
  • 両サイドオープンファスナーで、バッグ上部に荷物があっても、荷を崩さずに両サイドから荷物の出し入れが可能

タナックス キャンピングシートバッグ2 MFK-102

商品情報

  • ブランド名:TANAX MOTOFIZZ(タナックス モトフィズ) 
  • 容量 :59~75リットル
  • レインカバー: ○
  • ショルダーベルト :○
  • 参考価格 : ¥13,266

おすすめポイント

  • 75リットルの大容量でキャンプや長距離ツーリングに最適
  • ホルダーベルトやホールディングコードで、テントやマットも簡単積載可能
  • ワンタッチバックルで着脱をスピーディーに行えます
  • 荷物の積載に便利な増量ポケットを装備
  • バッグ上部に荷物があっても、荷を崩さずに両サイドから荷物の出し入れが可能なサイドオープン形式
  • 内側にメッシュのインナーポケット付き
  • 突然の雨にも安心のレインカバー付き

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事では、シートバッグがどうしてオススメなのかについてと、シートバッグの選び方についてご説明させていただきました。

今シートバッグを購入されようとしていて、どのサイズを選んだら良いか迷っている方は、日帰りやホテルをメインとした一泊ツーリングは、レインウェアや着替え等の衣類などを収納する事が出来る20リットルのミニフィールドシートバッグがおすすめです。

キャンプを想定する方は容量が確実に不足しますので、フィールドシートバッグやキャンピングシートバッグがオススメです。

この記事が、バイクシートバッグ選びで迷われている方の参考になれば幸いです。

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