この記事を読まれている方は、今使用しているバイクカバーが経年劣化で傷んだり、バイクの新規購入や乗り替えで、バイクカバーの購入を考えていらっしゃる方なのではないでしょうか。
バイクカバーは、様々な種類や価格の商品が多様なメーカーから販売されていて、悩み疲れてしまい安いバイクカバーを定期的に交換して使うのが良いのではないかと結論を出しかけている方もいることと思います。
しかし、多くの方がバイクカバーを購入する際、今後は定期的に買い替えようと思っていても、実際にバイクカバーを購入し使い始めると、バイクの乗り替え、悪戯やマフラーの熱でカバーが溶けるなどしない限り、バイクカバーの買い換えを検討しないのが現実です。
そのため、大切なバイクを保管する際に風雨や傷から保護してくれるバイクカバーを購入する際は、時間がかってもしっかりと比較検討し、長期的にバイクを保護してくれるバイクカバーを購入をすることが大切です。
先に記載しますが、バリチェロのバイクカバーには防炎や難燃といった火や熱に対する防護性能はありませんので、悪戯や放火等に対する不安が少しでもある方にはオススメしません。
この記事では、そんなバリチェロのバイクカバーについて、オススメの理由をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
バリチェロとは
出典:バリチェロ
バリチェロは、バイクのアクセサリーを製造販売している会社です。
会社設立の経緯に、自分自身が消費者として、複数のバイクカバーを購入して失敗した苦い経験があり、「無駄なものを省き、最高のバイクカバーを作ろう」という信念があり、バイクカバーの開発と使用するシーンにはバリチェロの思いが強く感じられます。
また、同社が販売しているバリチェロスーパーロックもリーズナブルな価格と性能で人気の商品です。
バリチェロのバイクカバーがおすすめの理由
この章ではバリチェロのバイクカバーがおすすめの理由をご紹介します。
サイズ違いを購入しても安心な交換サービス
バリチェロのバイクカバーがオススメな理由は、サイズ違いのバイクカバーを購入しても安心なサイズ交換サービスがあるからです。
バリチェロのバイクカバーは他社のバイクカバーのように適合車種が一覧であるわけではなく、全長 / 全高 / 全幅で記載されていますので、とても分かり辛く、購入する際に正しいのか不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バリチェロでは、そんな購入時の不安を軽減するために、片道の返送料金をご自身が負担するだけで、サイズ違いのバイクカバーと交換してくれるサービスを用意しています。
以下にサービス適用条件を記載します。
サイズ交換サービス適用条件
- サイズ交換サービスの適用は1度限りで、返品は出来ません
- 商品到着後7日以内であること
- 商品に汚れや破れがなく内容物が全て揃っていること
- 商品返送の送料のみご負担お願いします
※新たに発送される商品に関しては送料はいただきません - 大きいサイズに交換を希望される場合、商品の差額はいただきませんが、小さいサイズを希望される場合にも差額はお返ししませんのでご了承ください
サイズ交換サービスを利用する方は、返信可能なメールアドレスから、件名を「サイズ交換サービス希望」として、info@phonezo.co.jp 宛にサービスを使いたい旨メールを送信してください。
ベンチレーション機能がある
バリチェロのバイクカバーがオススメな理由は、バイクカバーにベンチレーション機能がついているためです。
バイクカバーの買い替えを検討されている方は、雨天の後にバイクにカバーを外すとバイクのタンクに水滴が付いているのを見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。
経年劣化したバイクカバーから雨水が染みたと思っている方もいると思いますが、多くの場合は雨で濡れた地面が乾いた際に出す水蒸気がカバーの上部にたまり、最終的に水滴となって落ちているのです。
また、マフラーやエンジンが温かい状態でカバーを掛けると、熱がカバー内部にたまり同じ理屈で発生した水分がゴム製パーツの加水分解を早めてしまう場合もあります。
バリチェロのバイクカバーは、換気効率を考えてバイクカバーの上部、ミラーの位置にベンチレーションを備えていますのでご自宅でバイクを保管する際にオススメです。
防水撥水性能の高さ
バリチェロのバイクカバーがオススメな理由は、高い防水性です。
バイクカバーは使い続けると、経年劣化を含め縫い目部分から雨水が染みてきてしまいますが、バリチェロでは、縫い目部分にシームレステープ加工を施しています。
また、バリチェロのバイクカバーの繊度300Dの生地が強力に撥水しますので、ご自宅でバイクを保管する際にオススメです。
300Dの繊度について
他社のバイクカバーで、600D等高い数字のバイクカバーがありますが、数字が高いほど生地が厚くなりバイクカバーの強度も上がりますが、バイクカバーの値段も高くなります。
繊度の数値だけでは不明だと思いますので、参考になる例を以下に記載します。
- キャンプ用テント 30D〜150D
- 登山用大型リュック 210D〜1,000D
登山用リュックは底部に400以上の繊度を設定していますが、本体や側面部分は300D程度の数値の商品が多く売られていますので、参考にしていただけましたら幸いです。
カバー前後にロックホールがある
バリチェロのバイクカバーがオススメな理由は、前後に約70mmチェーンロック用のホールが設定されているので、前後にしっかりとチェーンロックをかけることが出来るためです。
バイクカバーをかけ前後にロックをかけない状態で保管してしまうと、バイク泥棒が車両の状態を確認に来た際、簡単にカバーをめくられて車両の状態を確認されてしまいます。
油圧工具やリフトを持ってくるような絶対にこのバイクを盗んでやるという泥棒にはどれだけ対策をしても無力ですが、前後にしっかりとロックをすることで、簡単に車両の状態を確認させないようにすることができ、犯罪抑止効果も高まりますので、バイクカバーを選ぶ際は前後にロックホールのある商品を選ぶようにしましょう。
しっかりと前後にチェーンロックをかけられるバリチェロのバイクカバーはご自宅でバイクを保管する際にオススメです。
バリチェロのバイクカバーを購入する際の注意点
この章では、バリチェロのバイクカバーを購入する際の注意点をご紹介します。
防炎性 / 難燃性がない
バリチェロのバイクカバーを購入する際に注意が必要な点は、バイクカバーに難燃性や防炎性がないので、バイクカバーに放火された際、火がつき燃え広がるのが速いということです。
この点に少しでも不安を感じられた方は購入を避けることをオススメします。
めったに放火されることはありませんが、100%されな保証はありません。
帰宅後すぐにバイクカバーを被せられない
バリチェロのバイクカバーを購入する際に注意が必要な点は、バイクカバーに耐熱性がないのでツーリングから帰宅後すぐにカバーを被せられないということです。
マフラーやエンジンが高温のままでは、バイクカバーが熱で溶けてエンジンやマフラーに付着してしまいます。
<pエンジンとマフラーが冷えるまで、排気量や季節よって等様々な要因で時間は変化しますが、約1時間程かかりますが、長距離ツーリングや雨の日、夕暮れや早朝深夜といった天気や時間によっては、帰宅後すぐにバイクにカバーを被せて片付けてしまいたくなりますよね。
中排気量バイクの純正マフラーであれば、耐熱性の無いバイクカバーでも耐熱遮熱シートを貼り付けることで、降車後すぐにバイクカバーを被せられる場合もあります。
>しかし、高排気量のバイクや社外マフラー装着車では、耐熱遮熱シートを貼り付けてもバイクカバーが溶けることがありますし、耐熱性のあるバイクカバーでも溶けてしまうケースがあります。
バイク盗難の推移
検察庁が発表している年間の犯罪統計の、バイクの盗難認知件数の推移を以下に記載します。
年別 | バイク盗難認知件数 | 前年比 |
2017年 | 20,184 | -17.0% |
2016年 | 24,304 | -31.5% |
2015年 | 35,486 | -18.8% |
2014年 | 43,720 | -15.0% |
2013年 | 51,442 | -14.8% |
出典:検察庁
バイクの盗難件数は年々減少していますが、2017年でも年間2万件以上のバイクが盗難されています。
バイクにカバーを被せず保管して、ある日ツーリングに行こうと駐車場に行ったらバイクが忽然と消えていた。
なんてことにならない為にも、バイクを保管する際はバイク盗にスキを与えないためにも、バイクカバーを被せるようにしましょう。
そして、もし可能でしたら盗難対策の効果をさらに上げる為にも、チェーンロックを前輪と後輪に装着するようにしてください。
バリチェロバイクカバーのサイズ
バリチェロバイクカバーのサイズを記載します。
必ずご自身のお持ちのバイクのサイズに適合したカバーを購入するようにしましょう。
- 全長は、前タイヤから後ろタイヤまでの長さ
- 全高はミラーの右上左上のどちらかから、地面までの長さ
- 全幅は、ミラーの右端から左端までの長さです
全長 | 全高 | 全幅 | |
M | 205cm | 130cm | 100cm |
1L | 210cm | 130cm | 100cm |
2L | 220cm | 135cm | 95cm |
3L | 240cm | 140cm | 105cm |
4L | 235cm | 138cm | 110cm |
5L | 240cm | 155cm | 110cm |
6L | 255cm | 145cm | 110cm |
7L | 275cm | 164cm | 112cm |
バリチェロのバイクカバーをご紹介
この章では、バリチェロのバイクカバーをご紹介します。
バリチェロ バイクカバー
商品情報
- ブランド名:Barrichello(バリチェロ)
- サイズ:M / 1L / 2L / 3L / 4L / 5L / 6L / 7L
- カラー:ブラック / シルバー
- カバー前後のロックホール:○
- ベンチレーション:○
- 防水性能:○
- 撥水性能:○
- 難燃性:☓
- 耐火性:☓
- 参考価格:¥
おすすめポイント
- リーズナブルな価格で基本性能が高いバイクカバー
- ベンチレーション機能を装備
- カバー前後に配された約70mmのバイクロックホール
- ワンタッチで外せる風飛び防止ベルトを装備
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事では、バリチェロのバイクカバーをご紹介しました。
バリチェロは、開発者自身がバイクカバーを購入して失敗した苦い経験を開発に取り入れているバイクカバーの製造販売をしている会社です。
ベンチレーションや防水撥水性能等の基本性能がしっかりしたバイクカバーですが、防炎性や難燃性といった炎に対する防御性能がありませんので、購入される際はご注意ください。
この記事が現在バイクカバーの購入で悩まれている方の参考になりましたら幸いです。