バイク膝プロテクターが必要な理由と効果的な使い方を紹介

バイク膝プロテクター
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この記事を読まれている方は、安全に対する意識が高い方で、ライディングジャケットに最初から付いているプロテクターの他に、膝プロテクターを購入されようとしている事と思います。

バイクは転倒した際に重大事故になる可能性がとても高いです。
あの時、買っていればと後悔しない為にも、バイク乗車時は、必ずプロテクターを装備するようにしましょう。

そんな方に向けて、この記事では、バイク膝プロテクターについて、なぜ膝プロテクターが必要なのかと、効果的な使い方をご紹介します。

記事の最後に、おすすめの商品についても記載していますので、ぜひ参考にしてください。

バイク膝プロテクターがなぜ必要なのか

バイク膝プロテクター

バイクの膝プロテクターとは、ニーガードともいわれ、バイクで転倒した際、怪我を負いやす関節部分の膝をガードする為のプロテクターです。
膝を擦るための、バンクセンサーと勘違いされる方もいらっしゃいますが、全く違う目的のアイテムです。

最近は、バイク用に設計されたパンツには最初からプロテクターが入っていますが、多くのライダーが、タウンユースのジーンズだけでバイクに乗車しているのではないでしょうか。

バイク事故はいつ何処で、自分が被害者か加害者になるかわかりません。

万が一の際に後悔しないように、バイクの膝プロテクターを装着するようにしてください。

転倒時に怪我を置いやすい膝を保護するため

バイクで事故を起こした際、倒れ方によりますが、下半身では足首や膝部分にダメージを受けやすく、捻挫や打撲酷い場合には骨折してしまう事もあります。

例えば膝を骨折したとして、約一ヶ月ギプスで固定しそこからリハビリを開始します。
しかし、リハビリをしても、正座をした際に膝が痛み数年間苦労したりと、痛みが引かず後遺症に悩まされたりとする可能性もあります。

バイクで事故を起こすと、バイク自体もそうですが、登場者もどこかしらを怪我する事が多いです。
そんな時に、プロテクターを装備していればと後悔しない為にも、バイク膝プロテクターを付けてバイクに乗車するようにしましょう。

バイク膝プロテクターの効果的な使い方

この章では、バイク膝プロテクターの効果的な履き方についてご説明します。

胸部プロテクターとの併用

この記事を読まれている方は、安全意識の高い方なので、既にご存知の事と思われますが、バイクの事故で死亡率が高いのが 、胸部へのダメージです。

以下に警視庁が毎年発表している二輪車の事故死亡者が損傷した主な部位の構成比率を記載しますが、この中で、頭部が一番高いですが、次いで高いのが、胸部へのダメージで、この構成比は過去に遡っても変わりません。

損傷部位 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 
全損 0.0% 2.5% 2.2% 5.3% 5% 0% 0%
頭部 40.9% 50.0% 40% 47.4% 50% 57.1% 47.5%
顔部 0.0% 2.5% 2.2% 0% 0% 2.9% 1.5%
頸部 9.1% 10.0% 8.9% 7.9% 7.5% 2.9% 7.4%
胸部 36.4% 30.0% 26.7% 23.7% 25% 22.9% 27.0%
腹部 6.8% 2.5% 11.1% 7.9% 7.5% 8.6% 7.8%
背部 0.0% 0.0% 0% 2.6% 0% 0% 0.5%
腰部 2.3% 2.5% 6.7% 2.6% 5% 5.7% 4.4%
腕部 0.0% 0.0% 0% 0% 0% 0% 0%
脚部 4.5% 0.0% 0% 2.6% 0% 0% 0.5%
その他 0.0% 0.0% 2.2% 0% 0% 0% 1.0%

出典:警視庁

この事から、事故に遭遇した際の生存率を高める為にも、バイク膝プロテクターだけではなく、胸部プロテクターを合わせて使用する事を、効果的な使い方としてオススメします。

以下に胸部プロテクターの選び方についてご説明した記事のリンクを記載しますので、是非ご一読ください。

他の部位のプロテクターに関連する記事

バイク膝プロテクターの選び方

この章では、バイク膝プロテクターの選び方についてご紹介します。

ジーンズの下に装着するインナータイプ

バイク膝プロテクターを購入する際は、ジーンズの上ではなく、下に装着するタイプを選びましょう。

安全意識の高い方は、どちらでも構わないと思いますが、ジーンズの上に膝プロテクターを装備すると、プロテクターが汚れますし、何よりバイクに乗車している際のスタイルと合わない事もあり、お洒落でありません。

高機能タイプの素材を使用した薄い膝プロテクター

ジーンズの下に膝プロテクターを着る前提の際は、ウレタン性の重く厚いプロテクターではなく、薄くても防御性能が高い高機能で薄いプロテクターを選ぶようにしましょう。

硬くて分厚いから効果があるとは限りません。
せっかく別途購入されるプロテクターが、万が一の際に衝撃を吸収してくれなければ、まったく意味がありませんよね。

プロテクターの中でも、衝撃吸収素材のD3Oは薄く柔軟性がありオススメですので、購入の際に検討されることをオススメします。

プロテクターが付いているバイク専用パンツを購入

バイクプロテクターを選ぶ際に、別売りの膝プロテクターを購入しなくても、最初からプロテクターが付属したバイクパンツを選ぶ事も選択肢の一つです。

しかし、バイクパンツに付属しているタイプは、夏用のメッシュであれば、冬には使えませんので、夏と冬にツーリングをされる方は、二枚のパンツが必要になってきますので、注意してください。

おすすめのバイク膝プロテクターをご紹介

以下に、おすすめのバイク膝プロテクターをご紹介します。

RSタイチ ステルス CE ニーガード ハード TRV045

商品情報

  • ブランド名 : RSタイチ(アールエスタイチ)
  • サイズ:M / L
  • 素材:ポリエステル / ポリウレタン
  • 安全規格:CE規格
  • 参考価格:¥4,004
  • TRV045とTRV059の違いは、プロテクターの厚さです。

おすすめポイント

  • ハニカム構造のハードプロテクター採用
  • に受けた衝撃を効果的に拡散し、体に伝わる衝撃を緩和
  • デニムパンツ等の着用時にも使用出来る、インナータイプのニーガード
  • 耐貫通性にも優れたCE規格通過プロテクター

RSタイチ ステルス CE ニーガード ハード TRV059

商品情報

  • ブランド名 : RSタイチ(アールエスタイチ)
  • サイズ:M / L
  • 素材:ポリエステル / ポリウレタン
  • 安全規格:CE規格
  • 参考価格:¥4,373
  • TRV045とTRV059の違いは、プロテクターの厚さです。

おすすめポイント

  • デニムの下でも目立ちにくい超薄型CEプロテクターを採用
  • 膝裏には通気性の高いメッシュ素材を使用
  • ズレや落下を防止しするホールドベルトを装備

HYOD D3O クールニーブースター STV009D

商品情報

  • ブランド名 : HYOD(ヒョウドウ)
  • サイズ:Freee Size
  • 素材:D3O / プログレスキン
  • 安全規格:-
  • 参考価格:¥5,000

おすすめポイント

  • ソフトで衝撃吸収力に優れたD3Oを採用
  • ヒザ部分へのダメージを軽減します
  • 素材には吸汗速乾性に優れたプログレスキンとマイクロファイバーを採用

おすすめのバイク胸部プロテクターをご紹介

以下に、おすすめのバイク胸部プロテクターをご紹介します。

コミネ スプリームボディプロテクター SK-688

商品情報

  • ブランド名: : Komine(コミネ)
  • サイズ:M / L / XL / 2XL / LADIES
  • 素材:ポリエステル / ナイロン / ポリプロピレン
  • 安全規格:-
  • 参考価格:¥5,236

おすすめポイント

  • 胸部と脊椎をしっかり保護するボディプロテクター
  • 体の動きにしっかり追従するプラスチックシェルを装備
  • バックプロテクターに加え胸部の保護には男女で形状の異なるシェルを採用
  • 立体メッシュを内側パッドに使用

コミネ マルチチェストプロテクター SK-695

商品情報

  • ブランド名: : Komine(コミネ)
  • サイズ:Freee Size
  • 素材:ポリエステル / ナイロン / ポリプロピレン
  • 安全規格:-
  • 参考価格:¥3,077

おすすめポイント

  • 新形プラスチックシェルを使用した胸部プロテクター
  • SK-692と合体させてボディプロテクターとしても使用可能

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

バイク膝プロテクターが必要な理由と、効果的な使い方をご紹介させていただきました。

膝プロテクターを選ばれる際は、ジーンズの下に装着する、インナータイプを選ばれると良いでしょう。

また、効果的な使いかとしては、バイクの事故の中でも死亡理由の上位の胸部分を保護する胸部プロテクターを併用される事をオススメします。

この記事をお読みの方が、万が一の際に後悔されない事を願っています。

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