バイクは車と違い荷物を積むスペースが限られていますよね。
では、装備品以外でツーリングの持ち物って何を選んで持って行けば良いのでしょう。
この記事では、日帰りや宿泊施設を利用したツーリングに行く時に、
「絶対持っていくべきツーリング持ち物 」
「ツーリング先で役立つ持ち物」 を紹介しています。
週末ツーリングに行く際の持ち物選択の参考にしてください。
※2019年3月25日に情報を更新しています。
Contents
絶対持っていくべきツーリング持ち物
この章では携帯義務はないですが、特別な理由がなければ持っていくべき持ち物をご紹介します。
任意保険の連絡先
ツーリング先で事故に遭った際に慌てる事なく、保険会社への連絡が取れるので、任意保険に加入した際に保険会社から送られてきたカードやQRコード。保険会社の電話番号、加入者と分かる番号等を記載したメモ紙を車検証や自賠責保険証と一緒に持って行きましょう。
健康保険証(カードタイプなら財布にいれておく)
ツーリング先で急な病気や事故に遭遇し、病院行く際に必要ですので忘れずに持って行きましょう。
※当日は実費で支払い後日保険証の提示等で差額を戻してもらうことが出来ますので、緊急の際は保険証が無くても病院で診察を受けてください。
自動車検査証(車検証)
ツーリングに出掛ける際に忘れてしまいがちなのが、車検証です。
道路交通法ではなく、道路運送車両法の第六十六条に、「自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない。」と記載されています。
そのため、道路交通法の違反ではなく、道路運送車両法の違反となり、違反点数はつきませんが、自動車検査証(車検証)の不携帯は、50万円以下の罰金が科せられます。
また、ツーリング先で、検問や事故で不携帯が見つかった場合、そこからの走行が出来ません。
バイクの場合は、原本を車体に入れて置くと盗難された際、名義変更をされてしまう可能性が高いため、自動車検査証(車検証)のコピーでも大丈夫ですので、シートの下にあらかじめ入れておくか、必ず持って行きましょう。
ネットで見逃してもらえるという書き込みを見ますが、必ず見逃してもらえる保証はどこにもありませんので、注意してください。
自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)
ツーリングに出掛ける際に忘れてしまいがちなのが、自賠責保険証です。
道路交通法ではなく、自動車損害賠償保障法の第八条に、「第八条 自動車は、自動車損害賠償責任保険証明書(前条第二項の規定により変更についての記入を受けなければならないものにあつては、その記入を受けた自動車損害賠償責任保険証明書。次条において同じ。)を備え付けなければ、運行の用に供してはならない。」と記載されています。
そのため、道路交通法の違反ではなく、自動車損害賠償保障法の違反となり、違反点数はつきませんが、自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)の不携帯は、30万円以下の罰金が科せられます。
車検証と一緒に必ず持って行ってください。
財布(現金)
都市部では電子マネー決済やカードが使える商業施設が多いですが、少し都市部を離れるとカードが使えない、電子マネーが使えないとった事は良くあります。
例えば、ガソリンが無くなるギリギリでやっと見つけたガソリンスタンドが現金だけとか。
山中を走りやっと見つけ休憩しようと止まった自動販売機が現金だけだったとか。そんな事態は想像以上に多いです。
普段現金を持ち歩かない人でもツーリング時は3千円程度の現金を財布に入れて持って行きましょう。
スマートフォン / 携帯電話
万が一の事故や旅館へのチェックインが遅れるといった各種連絡が必要な際や、目的地の天気、雨雲の動きを見てルートの変更と、多様な使い方が考えられますの持って行きましょう。
ツーリング先で役立つ持ち物
この章ではツーリング先での天候急変や道に迷うなどの、イザというとき役立つ持ち物をご紹介します。
ツーリングに出かける際に、この章に記載の持ち物を携行する際には、タンクバッグにまとめて出かけることをオススメします。
今タンクバッグをお持ちでない方は、バイクのブログ内の、タンクバッグの選び方に関する記事で、詳しくご紹介していますので、ぜひご一読ください。
タンクバッグの選び方とおすすめ商品を紹介!
※この章に記載されているものは常時携帯すると荷物になりますが、長距離ツーリングや初めて向かう地域、天候の変化が予想される際には持っていきましょう。
レインウェア
レインウェア一式、(カッパ / ネオプレーングローブ/ ブーツカバー)を揃えておくとツーリング先での急な降雨でも安心です。
ツーリング時に雨が降って来ると、気持ちが焦ってしまいますが、そんな時にレインウェアを着てしまえば、ライディングに集中出来ますので、荷物の容量に空きがある際は持って行きましょう。
バイクのブログ内の、レインウェアの選び方に関する記事で、詳しくご紹介していますので、ぜひご一読ください。
バイク用レインウェアの選び方を徹底紹介
おすすめのレインウェアをご紹介
ここでは、おすすめのレインウェアをご紹介します。
※ご紹介している価格は2018年5月7日時点のものです。
YAR19 サイバーテックスII ダブルガードレインスーツ
商品情報
- ブランド名:Y’SGEAR (ワイズギア)
- サイズ : S / M / L / LL / 2L / 3L / 4L / BL
- 耐水圧 : 20,000mm
- 透湿性 : 12,000g
- バタつき防止機能 : ○
- ベンチレーション : ○
- リフレクター : ○
- 縫い目から水のしみ込み抑止 : ○
- 参考価格 : ¥9,401
おすすめポイント
- 防水性と透湿性が高いCYBER TEX IIを使用
- ダブルガードシステム搭載で、雨が入りやすい襟袖腹部を二重にカバー
- ばたつき防止タブと被視認性向上を図るリフレクターを装備
- 縫い目から水のしみ込みを抑止するシームレスヒップ
- 着脱可能なレインフードと水抜き穴付きポケットを装備
GSM12512 Gベクター2 コンパクトレインスーツ
商品情報
- ブランド名:GOLDWIN(ゴールドウイン)
- サイズ : S / M / L / O / XO / BM / WM / WL
- 耐水圧 : 20,000mm
- 透湿性 : 4,500g/m²/24h
- バタつき防止機能 : ○
- ベンチレーション : ○
- リフレクター : ○
- 縫い目から水のしみ込み抑止 : ○
- 参考価格 : ¥10,455
おすすめポイント
- 防水透湿素材のGベクター2を使ったレインウエア
- 豊富なサイズとコンパクトな収納が魅力のベストセラーモデル
- 走行中のバタつきを抑える袖幅調整タブを装備
- コンパクトな設計なので、携帯におすすめ
おすすめのレイングローブをご紹介
ここでは、おすすめのレイングローブをご紹介します。
デイトナ レイングローブ ライドミット #003 ネオプレン防水グローブ
商品情報
- ブランド名:DAYTONA(デイトナ)
- サイズ : S / M / L / LL
- 防水性 : 完全防水
- プロテクター : ☓
- 参考価格 : ¥2,235
おすすめポイント
- 4㎜厚ネオプレン素材の完全防水グローブ
- 面ファスナーバンド付きで、脱着がしやすい
- 接合面の特殊カットと特殊接着剤によりウエットスーツ並の防水性を実現
おすすめのシューズカバーをご紹介
ここでは、おすすめのシューズカバーをご紹介します。
ナンカイ BC-400 ショートブーツカバー
商品情報
- ブランド名:南海部品(NANKAI)
- サイズ : S / M / L / O / XO / BM / WM / WL
- チェンジペダルよう爪先保護パッド : ○
- くるぶし保護パッド : ○
- 参考価格 : ¥2,235
おすすめポイント
- 着脱の容易な面ファスナー仕様
- ずり下がり防止のためドローコード内蔵
- 足首と甲まわりをフィットさせるゴムバンド内蔵
- チェンジ部分及び内くるぶしに保護パッドを装備
- つま先にすべり止め加工のラバーソールを使用
地図(ツーリングマップル附箋とペン)
スマートフォンをナビ代わりにしようと考えている方も多いと思いますが、山間部で電波が入らない、電池が切れたという事が発生しない可能性はゼロではありません。
そんな時にツーリング地域とその周辺のツーリングマップル2冊を持っていれば、道に迷わずに人里に辿り着けます。
また、そんな時に附箋とペンがあれば、ツーリングマップルで次のページに行った時に停車しなくても、どこで曲がるかや、何号線を経由して行くかを書いて、タンクに貼ったり給油口に挟む事が出来ます。
荷物の容量に空きがある際は持って行きましょう。
ツーリングマップルのご紹介
ツーリングのお供ツーリングマップルをご紹介します。
※リンク先で、お好みの地域のツーリングマップルが購入可能です。
昭文社ツーリングマップル
商品情報
- 出版元:昭文社(しょうぶんしゃ)
- 判型:A5
- 参考価格 : ¥1,944
おすすめポイント
- コンパクトサイズなので、ほとんどのタンクバッグに入れて使う事が可能
- ライダーのバイブル的道路地図
- ライダー目線のきめ細かな情報が満載
- 初めていく地域でも快走路などがまるわかり
タンクバッグに差し込むタイプをお探しの方は、A5版がオススメ
昭文社ツーリングマップルR
商品情報
- 出版元:昭文社(しょうぶんしゃ)
- 判型:B5
- 参考価格 : ¥3,024
おすすめポイント
- 大きな文字と、リング製本が使いやすい
- ライダーのバイブル的道路地図
- ライダー目線のきめ細かな情報が満載
- 初めていく地域でも快走路などがまるわかり
モバイルバッテリー
バイクに給電アクセサリーを装備している方は給電用のケーブルが有れば良いのですが、バイクを買ったばかりでまだ取り付けていない方やバイクに給電装備を付けられないバイクにお乗りの方は、スマートフォンや電子機器の充電に使えますので、荷物の容量に空きがある際は持って行きましょう。
おすすめのモバイルバッテリーをご紹介
ここでは、おすすめのモバイルバッテリーをご紹介します。
Anker PowerCore II Slim 10000
商品情報
- ブランド名:Anker(アンカー)
- 重量:210g
- 対応デバイス : iPhone / iPad /Android各種対応
- 参考価格 : ¥2,599
おすすめポイント
- iPhone8を3回以上、その他のスマートフォンやタブレットを複数回フル充電することができます
- PowerIQ 2.0により、Quick Charge対応機器への急速充電が可能
- バッテリー本体への充電も急速充電対応
フクピカ(紙おしぼり)
夏場に山間部や高速道路を走行しているとヘルメットに虫がぶつかり視界を奪う事が良くあります。
昼間は気にならなくても、夕方や夜間の走行に支障をきたします。
そんな時に休憩ついでにヘルメットを拭く事出来ますので、荷物の容量に空きがある際は持って行きましょう。
おすすめのシートタイプクリーナーをご紹介
ここでは、おすすめのシートタイプクリーナーをご紹介します。
フクピカ12枚入り 00468
商品情報
- ブランド名:ソフト99(Soft99)
- メーカー型番 : 468
- 参考価格 : ¥458
おすすめポイント
- コーティング被膜にやさしい新処方
- 3層ハイブリッドシートの内部に汚れを抱き込み、引きずりによるキズつきを防止
- シート表面の低摩擦加工で、ボディにやさしい軽くスムースな拭き心地
携帯ライト
夜間に街灯の無い山間部で地図を見る際や、万が一の事故等で明かりが必要になった時に、両手が自由になるヘッドライトや口で咥えて使う事が出来るライトがあるととても便利です。
特に事故やトラブルで携帯電話で保険会社と話ながら説明する際には、充電残量も心配ですよね。
荷物の容量に空きがある際は持って行きましょう。
おすすめの携帯ヘッドランプ / ヘッドライトをご紹介
ここでは、おすすめの携帯ヘッドランプ / ヘッドライトをご紹介します。
Vansky 超強力LEDヘッドランプ USB充電式
商品情報
- ブランド名 : Vansky (ヴァンスキー)
- 重量 : 約72g
- 点灯時間 : 最大20時間(ローモードの場合)
- 防水性 : IPX-4
- 充電方法 : USB
- 光源 : LED
- 参考価格 : ¥2,980
おすすめポイント
- 約45gの軽量ヘッドライト
- 頭に負担をかかることはなく、長時間使用しても気にならない
- バッテリ内蔵型で付属のUSBケーブルで充電可能
- 無段階に45度まで照射角度を調節可能
- IPX-4の防水レベルなので、雨天でも安心
インナージャケット / ダウン
季節の変わり目や早朝夜間に走行されない方は想像出来ないかもしれませんが、早朝夜間の山間部は寒くて凍え、ライディングに集中出来ない事があります。
また、逆に日が昇って来ると気温が上昇し汗だくになってしまいます。
インナーとしてウルトラライトダウンを着て、気温が上昇して来たら脱いでコンパクトにしまえますので、ウルトラライトダウンは、荷物の容量に空きがある際は持って行きましょう。
※ユニクロが安くて使いやすいのでユニクロと書いていますが、似た物であれば何でも構いません。
おすすめのインナージャケット / ダウンをご紹介
ここでは、おすすめのインナージャケット / ダウンをご紹介します。
RSタイチ 防水インナージャケット RSU264
商品情報
- ブランド名 : RSタイチ(アールエスタイチ)
- サイズ : S / M / L / XL / 2XL / 3XL
- 重量 : 約200g
- 参考価格 : ¥4,771
おすすめポイント
- テキスタイルジャケットやメッシュジャケットに防風 防水性をプラス
- 使用しない時はコンパクトに収納可能なポーチを付属
- 2層簡易防水インナージャケット
ディゾン ウルトラライトダウンコート
商品情報
- ブランド名 : dizoon (ディゾン)
- サイズ : S / M / L / XL / XXL / XXXL
- 重量 : 約192g
- 参考価格 : ¥6,500
おすすめポイント
- 防風対策されているハイネックダウンジャケット
- 袖口はゴムギャザーで風の侵入を防ぎます
- ホワイトダウンを90%使用することで、真冬の寒さにも耐えられる温かさ
- 表面には防水加工が施してあるため、雨の日やアウトドアでも安心
- 携帯用のポーチ付属で軽量で折りたたみ可能
キャリングコード/ツーリングネット
シート下に少しの収納スペースが有るバイクでしたら、キャリングコードを入れて置くことをお勧めします。
キャリングコードとは、荷物をバイクに括りつけつ紐のことです。
以下に例を上げて説明します。
例:ある日天気が良いので、どこに行くともなくツーリングに出発したとします。ツーリング先でしか売っていない特産品を購入しバイクに戻ります。しかしその日はカバンを持っていませんでした。
宅急便で送ろうにも、購入場所で配送が出来ない。しかも配送業者は数キロ先だったりします。
そんな時、ガラス瓶以外の野菜や漬物、箱入りのお菓子であれば、お店からビニール袋を数枚もらって、キャリングコードで落ちないように縛り付けて運ぶことが出来ます。
こんなことは無いと思われるかもしれませんが、シートバッグのバックルが突然壊れてしまうという事もあるので、シート下にスペースがあるようでしたら持って行きましょう。
ツーリングネットに比べると見た目が悪いですが、自由度が高いキャリングコードをお勧めします。
お好みでツーリングネットを選択されても構いません。
ここでは、おすすめのツーリングネットをご紹介します。
デイトナ レジネット 40X40 ブラック
商品情報
- ブランド名 : DAYTONA(デイトナ)
- サイズ : 16.5 x 16.2 x 5.7 cm
- 参考価格 : ¥ 354
おすすめポイント
- 大きめなマス目、固定式の金属フック付き
- 簡素なパッケージで安さにこだわった簡易ネット
おすすめのキャリングコードをご紹介
ここでは、おすすめのキャリングコードをご紹介します。
モトフィズ MF-4606 ブラック
商品情報
- ブランド名 : TANAX (タナックス)
- サイズ : 62cm〜106cm
- 参考価格 : ¥ 1,188
おすすめポイント
- 狭い場所でも確実にかけられるスリムフック
- 樹脂と金属フックの採用で信頼性が向上
サングラス
日中だけの走行であればミラーシールドでも良かもしれません。
しかし、夕方や夜間に走行する際は、複数のシールドを持っていくと荷物になりますし、シールドの交換に慣れていないと、上手く交換出来ないだけか、シールドの取りつけ部分を破損してしまう可能性があります。
シールドはクリアやライトグレーで、太陽光が眩しい際はサングラスを併用する事をお勧めします。
目薬
バイクツーリングは目を酷使します。
走行時にホコリが入ることや目が痒くなることもあります。
コンタクトレンズを付けた方なら、走行風で目が乾き違和感を覚えることもあるでしょう。
そんな時目薬があると、とても便利です。
休憩時に点眼することで気分転換にもなりますので持って行きましょう。
タオル
長時間のツーリングでは、突然睡魔に襲われる事があります。
そんな時休憩時に顔を洗ってタオルで顔を拭くとスッキリとします。
濡れたままヘルメットをかぶると額の部分が痒くなったりと、注意力無くなって余計集中出来なくなる事がありますので、荷物の容量に空きがある際は持って行きましょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
免許を取っていざツーリングに行こうとすると、出先で写真を撮るために一眼レフカメラを持って行こう。ホテルでツーリングのことをブログにアップするためにノートPCを持って行こう。
と考えてしまうかもしれません。
しかし、車と違いバイクは積載スペースが限られます。
あれもこれもと持って行くことは出来ませんので、まずはここに書かれているツーリング持ち物を参考にしてください。
今この記事を読まれているあなたのツーリングが、楽しい思い出に残るものになることを祈っています。