この記事を読まれている方は、バイクで走行中に交差点等で交通事故になりかけた経験があり、バイク用ドライブレコーダーの必要性を感じた方や、社会問題になっている煽り運転対策のためにバイク用ドライブレコーダーの情報を集めていらっしゃる方なのではないでしょうか。
デイトナのバイク専用ドライブレコーダーDDR-S100は、前後にカメラを配置出来るタイプのドライブレコーダーと違いバイクに固定で取り付ける際は前後どちらかだけしか撮影できませんが、ヘルメットに装着する事で全方向を撮影することが可能なバイク専用ドライブレコーダーです。
DDR-S100は、小型軽量ながら、衝撃録画機能を搭載していますので、事故発生数秒前からの映像を残すことが出来るなど、ドライブレコーダーに求められる基本性能をしっかりと抑えているバイク専用のドライブレコーダーです。
本文内では、そんなバイク専用ドライブレコーダー、デイトナDDR-S100についてオススメの理由をご紹介していますので是非参考にして下さい。
Contents
バイクにドライブレコーダーが必要な理由
バイクにドライブレコーダーは必要ないと考えている方もいらっしゃると思いますが、ツーリング時に法定速度で走行していると、車以外でも違法マフラーを装着しているバイクや、速度超過をしている原動機付き自転車、スクーターによる意図的な煽り運転で、不快な気分になった方も少なくないのではないでしょうか。
バイクは不安定な乗り物で、バランスを崩して転倒してしまうと大怪我や最悪の場合死亡してしまう場合もあり、煽り運転をされた際の危険は車以上です。
身の危険を感じる程の悪質な煽り運転に遭遇した際、証拠記録を残し後日捜査機関に提出することで、証拠不十分で捜査してもらえないという事態を回避することが出来ます。
また、煽り運転対策以外でも、意図せず突然交通事故の加害者や被害者になってしまった際も、事故の状況を正確に記録してくれるドライブレコーダーは迅速な事故処理にも役立ちます。
このような理由から今やバイクにもドライブレコーダーは必須装備となりつつあります。
万が一の際に後悔しないためにも、高額なドライブレコーダーではなく簡易的なものでも、バイク用ドライブレコーダーを装着してバイクツーリングを楽しまれことを強くオススメします。
バイク専用ドライブレコーダーDDR-S100とは
出典:デイトナ
デイトナのバイク専用ドライブレコーダーDDR-S100は、2017年10月に株式会社デイトナが発売したバイク専用のドライブレコーダーです。
デイトナDDR-S100は固定で前後どちらか一方の撮影と、ヘルメットへの取り付けでヘルメットの向きに合わせての撮影が可能。
また、バイクに固定で取り付ける際はバッテリーからの給電が可能で、イグニッションに連動して自動的に撮影のON-OFFを判断する機能や、強い衝撃を感知するGセンサー(加速度センサー)とGセンサーと連動して自動で撮影を開始すると衝撃録画機能や、IP66の高い防塵防水性能など、ライダーに求められる機能をしっかりと抑えているバイク用ドライブレコーダーです。
デイトナDDR-S100はバイクに固定で取り付けると取り外しが出来ないドライブレコーダーではなく、ツーリングで駐車した際や、自宅保管時にイタズラや盗難が心配でドライブレコーダーを取り外したい方や、煽り運転対策よりも交差点での右直事故等の事故記録を残す方に主眼を置かれている方にオススメです。
デイトナDDR-S100がおすすめの理由
この章ではデイトナのバイク専用ドライブレコーダーDDR-S100がオススメの理由をご紹介します。
防塵防水性を備えた高い保護性能
デイトナのバイク専用ドライブレコーダー、DDR-S100がオススメの理由は、IP66の高い防塵防水性能を有しているからです。
IP66の防塵防水性能とは、粉塵が内部に侵入せず、あらゆる方向からの噴流水に耐えられる事を示しており、埃が酷い工事区間や、近年多発するゲリラ豪雨にも耐えられる防塵防水性能です。
※経年劣化やケーブルの差し込みがしっかりと正しくされている場合は、IP66の防塵防水性能が発揮されませんのでご注意ください。
防塵防水規格について
防塵防水規格はIPまたはIPXで等級が示されています。
以下にその読み方をご紹介します。
IPコードとは
IPまたはIPXで記されるIPとは、規格番号JIS C0920で定められた、電気機械器具の外郭による保護等級のことで、Ingress Protectionの略です。
後ろに続く数値は、人体及び個体/ 粉塵と有害な液体からの保護の強さをそれぞれ示しています。
- 第一特性数字:人体及び個体/ 粉塵に対する保護
- 第二特性数字:有害な影響を与える水の侵入に対する保護
例えばIP68は、個体/ 粉塵と液体両方から保護されることを表しています。
しかし、IPX8は、固形物/ 粉塵に対しての保護の表示を「未知数 X」として、液体の強さしか表していないということです。
防水性能だけを求める方はIPXの表示の製品でも構いませんが、バイクは排気ガスなど微細な粉塵が舞う中を走行する事が多いですので、IPで表示され、固形物/ 粉塵と液体両方からの保護を示しているドライブレコーダーの購入を強くオススメします。
第一特性数字(異物、塵挨に対する保護)
この項では、第一特性数字の保護程度についてご紹介します。
第一特性数字 | 種類 | 保護の程度(固体) |
0 | – | 無保護 |
1 | 50mmより大きい個体 | 侵入に対して保護される |
2 | 12mmより大きい固体 | 侵入に対して保護される |
3 | 2.5mmより大きい固体 | 侵入に対して保護される |
4 | 1.0mmより大きい固体 | 侵入に対して保護される |
5 | 防塵形 | 動作に影響を及ぼす以上の粉塵が内部に侵入しない |
6 | 耐塵形 | 粉塵が内部に侵入しない |
第二特性数字(水に対する保護)
この項では、第二特性数字の保護程度についてご紹介します。
第二特性数字 | 種類 | 保護の程度(液体) |
0 | – | 無保護 |
1 | 防滴Ⅰ形(鉛直に落ちてくる水滴) | 保護される |
2 | 防滴Ⅱ形(鉛直から15°の範囲で落ちてくる水滴) | 保護される |
3 | 防雨形(鉛直から60°の範囲で落ちてくる水滴) | 保護される |
4 | 防沫形(あらゆる方向からの飛沫) | 保護される |
5 | 防噴流形(あらゆる方向からの噴流水) | 保護される |
6 | 耐水形(あらゆる方向からの暴噴流) | 保護される |
7 | 防浸形(浸漬) | 規定条件で水中に浸しても内部に水が侵入しない |
8 | 水中形(水没) | 常時水中に沈めても保護される |
1080pのフルHD高画質録画が可能
デイトナのバイク専用ドライブレコーダー、DDR-S100がオススメの理由は、記録動画をフルHD200万画素1080pで残すことが可能だからです。
DDR-S100は、最大解像度HD1080p(1920×1080P)での撮影が可能で、最大記録画角は対角120°の広角レンズを搭載していますので、広い範囲を綺麗な画像で録画可能。
HDR搭載で光量不足でも鮮明な記録が残せる
デイトナのバイク専用ドライブレコーダー、DDR-S100がオススメの理由は、白飛びや黒つぶれを防ぐHDR機能が搭載されているためです。
HDRとは逆光補正機能のことで、明るい映像と暗い映像を同時に複数枚撮影し、それぞれの見やすい部分を合成して鮮明な映像にする技術のことです。
多くの方がバイクで山間部や高速道路を走行していて、トンネルから出た際に目の前が一瞬白くなってしまった経験があるのではないでしょうか。
同じことがカメラのレンズでも起こっていて、HDRやWDR機能が搭載されていないドライブレコーダーは、記録映像がその部分だけ白飛びしてしまっています。
そんな時に事故に遭遇して記録が残っていないという事にならないためにも、HDR機能を搭載しているDDR-S100をオススメします。
Gセンサー / 衝撃録画機能を搭載
デイトナのバイク専用ドライブレコーダー、DDR-S100がオススメの理由は、Gセンサーという事故の際に受ける強い衝撃を感知する加速度センサーと、Gセンサー が反応すると、自動で録画するイベント録画機能を搭載しているためです。
この2つの機能があることで、万が一交差点で事故に遭遇した際も記録を漏らさずに残すことが可能です。
また、衝撃録画された動画は専用のフォルダに保存されますので、誤って動画を削除してしまう心配もありません。
DDR-S100購入時に注意が必要な点
対応OS
デイトナのバイク用ドライブレコーダーDDR-S100の購入をする際に注意が必要なのは、現在使用のパソコンがWindowsではなくMacの方です。
その理由は、パソコンで使用するソフトウェアがWindowsにしか対応していないためです。
バッテリー駆動時間
バイクのバッテリーから給電する際は問題ないのですが、ヘルメット装着時、バッテリ駆動での撮影時間は約50分ですので、長時間の撮影を考えている方はご注意ください。
USB電源アダプターが付属しない
DDR-S100を自宅で充電する際に必要な、ケーブルは付属しますが、USB電源アダプターが付属しませんのでご注意ください。
煽り運転に関係する違反の摘発件数の推移
以下に2014年から2018年の車間距離保持違反の推移を記載します。
全体件数 | 高速道路 | 一般道 | |
2014 | 9,581 | 9,033 | 548 |
2015 | 8,173 | 7,571 | 602 |
2016 | 7,625 | 6,690 | 935 |
2017 | 7,133 | 6,139 | 994 |
2018 | 13,025 | 11,793 | 1,232 |
出典:内閣府
ドライブレコーダー DDR-S100をご紹介
この章では、デイトナのバイク専用ドライブレコーダー、DDR-S100をご紹介します。
デイトナ DDR-S100
商品情報
- ブランド名:DAYTONA (デイトナ)
- メーカー所在国:日本
- 防水性能:IP66
- 広角レンズ:120°
- 画質:1080p
- 記録メモリー:microSDカード
- 対応カード:最大128G
- Gセンサー:対応
- 参考価格:¥15,500
おすすめポイント
- 軽量コンパクトなバイク専用ドライブレコーダー
- 安心の防水防塵仕様
- HDR機能搭載なので光量不足でも鮮明な記録が残せる
- Gセンサー搭載により衝撃時の自動録画に対応
DDR-S100用 ナンバープレートサイドマウントカメラステー
商品情報
- ブランド名:DAYTONA (デイトナ)
- メーカー所在国:日本
- 参考価格:¥2,181
おすすめポイント
- ナンバープレートに共締めすることで、後方の録画が可能になるステー
- 煽り運転対策にドライブレコーダーを使用したい方に最適
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事では、デイトナのドライブレコーダー専用ドライブレコーダーDDR-S100をご紹介しました。
DDR-S100は、固定で使用する際は前後どちらかにしかカメラを設定できませんので、交差点等での交通事故に主眼を置いている方は前方に、煽り運転対策に主眼を置いている方後方に専用のステーを取り付けて設置されることをオススメします。
また、ツーリング中の景色を撮影したい方はヘルメットに取り付ける事も可能ですが、連続撮影時間は約50分ですのでご注意ください。
昨今は自分の身を守るために必需品となりつつあるドライブレコーダー。
もしもの場合に備え、準備万端整えてツーリングに出かける事で、良きせぬ事態に遭遇しても安心なのではないでしょうか。
本記事が、現在デイトナのバイク専用ドライブレコーダー、DDR-S100の購入を迷われている方の参考になりましたら幸いです。