この記事を読まれている方は、ツーリング中に音楽や会話を楽しむ為にMIDLANDのBT MESHの購入を検討されている方なのではないでしょうか。
バイクインカムは数多く発売されていますが、高額な商品ですので、購入前にしっかりと情報を集めて自分にあった商品を購入したいですよね。
本文内では、MIDLANDのBT MESHが何故おすすめなのか、その理由についてご紹介しますので、ご購入を検討されている方は是非参考にして下さい。
Contents
MIDLAND BT MESHとは
BT MESH(ビーティーメッシュ)は、MIDLAND(ミッドランド)社の販売する最新バイクインカムです。
2019年シーズンにミッドランドが掲げるテーマ、「グループ通話で話そう」にコミットするために、全シリーズのグループ通話対応等、3年ぶりに機能を大幅リニューアルをし販売した、MIDLANDの最高峰モデルBT MESH。
基本機能も充実しており、MIDLAND独自のメッシュ通信MMC(Midland Mesh Conference)を搭載しているので、最大10人までの同時通話。
メッシュ通信のMMC内での参加と離脱をインカムが判断するので、グループがツーリング中に分かれても各々でのグループで通話が可能です。
音楽を聴きながら話や、音楽やナビゲーションの音声も共有可能なステレオブレンド機能等、複数人でのマスツーリングに求められる性能が詰まったバイクインカムです。
MIDLAND(ミッドランド)とは
MIDLANDは、1959年アメリカのカンザスシティで創業し、現在はイタリアのレッジョエミリアに本社があり、15以上の子会社を抱えるグループ企業。
トランシーバーや車載無線のメーカーとして有名で、その製品は日本を含む世界90カ国で販売されています。
バイクインカムでは、2012年に世界で初めてバイク用Bluetoothインカムで他社インカムとも通話が出来るユニバーサルインターコム機能を搭載した商品をリリースする等、マーケットリーダー的企業です。
日本での総代理店には、MIDLANDが2012年5月に株式会社LINKSを任命し、MIDLAND社と共同で商品の開発と展開を行っています。
BT MESHがおすすめの理由
この章ではMIDLANDのバイクインカム、BT MESHのをオススメする理由をご紹介します。
ユニバーサルインターコム仕様
BT MESHは、他社のバイクインカムと接続可能なユニバーサルインターコム仕様。
タンデムや複数人でのツーリーングで一緒に走るメンバーのインカムメーカーがバラバラでも接続が可能。
※使い方と接続の互換性に関しては保証外の製品もありますので、ご心配な際は購入の際に必ず問い合わせをしてください。
MIDLAND独自のMMC機能を搭載
BT MESHがオススメの理由は、MIDLAND独自のメッシュ通信機能MMC(Midland Mesh Conference)を搭載している点です。
MMCとは、ミッドランド メッシュ カンファレンスの事で、各メーカーのフラッグシップモデルに搭載されている機能です。
その機能は、バイクインカムにで同時に接続している複数台のインカムをそれぞれを網の目のように相互接続し、安定した通信を確立するというものです。
MMCに対応したバイクインカム同士でなければ使えない機能ですので、購入の際はご注意ください。
MMCは最大10人の同時接続が可能
MIDLANDのバイクインカムBT MESHは、MMCを使うことで最大で10人の同時接続が可能ですので、BT MESHは、タンデムや少人数のツーリングよりも、マスツーリングを楽しむライダーにおすすめです。
Bluetoothで接続の場合は最大3人の同時接続。
ノイズキャンセル機能を搭載
BT MESHには、MIDLAND独自のノイズキャンセルテクノロジー、MWeを搭載しています。
WMeとは、MIDLAND Wind experience(ミッドランド ウィンド エクスペリエンス)の略で、イギリスの音響技術研究会社との共同開発により誕生しました。
そのテクノロジーは、軍隊用通信機やオーディオメーカーに採用されています。
2種類のノイズキャンセルシステムがあり、個々の機能は以下にて詳しご説明します。
ノイズゲートシステム
マイクから入ってくる雑音をフィルタリングし、約80%低減さてくれます。
ノイズキラーシステム
インカム通話中に発生するロードノイズ、エンジン音や風切り音等のノイズを低減。
最大で18dBノイズの削減に成功。
この二つのシステムにより、BT MESHはクリアな音質を実現しています。
急な降雨でも安心なIPX6の防水性
BT MESHは、IPX7の防水性能を備えた防水バイクインカムですので、複数の県や山間部を走る事が多いライダーにオススメします。
最近はゲリラ豪雨で、市街地でも短期間に猛烈な雨量を記録することもありますので、晴天の日しかバイクに乗らないと決めているライダーの方にもオススメ。
IPX6がどのくらいの防水性なのかについて以下に記載します。
第一特性数字X→規定しない
第二特性数字7→あらゆる方向からの暴噴流から保護される
数字の読み方の説明を以下の記事でご説明していますので、ぜひご一読ください。
音楽を聴きながら会話が可能
BT MESHは、ステレオブレンド機能を搭載していますので、インカムで会話をしながら音楽やナビの音声やFMラジオを同時に聞くことが可能です。
また、BluetoothのプロファイルのA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)を利用した音楽やナビゲーション音声の共有が可能です。
対応機種同士でしか使えませんが、音楽やナビゲーションの音声を共有することで、音声案内の聞き間違いや、音楽の話しでよりツーリングを楽しめのではないでしょうか。
日本語での音声操作が可能
MIDLANDのバイクインカムBT MESHは、日本語での音声操作が可能です。
本体の操作以外にも、スマートフォンと組み合わせることで、登録した番号に電話をかけられるので、社会問題になっている煽り運転をされた際に、バイクを停車させることなく警察へ即時に電話をかけるといった使い方も出来ます。
バイクインカムBT MESHをご紹介
この章では、MIDLANDのバイクインカムBT MESHご紹介します。
MIDLAND BT MESH
商品情報
- ブランド名:MIDLAND(ミッドランド)
- サイズ:26cm x 21cm x 8cm
- ファームウェア対応OS:Windows
BT シリーズ アップデートプログラム - 重量:-g
- 防水性能:IPX6
- 電波到達範囲:最大約1.4km
- 最大通話可能人数:10人
- 連続使用時間:20時間
- 充電時間:-
- 対応プロファイル:-
- 聴きとトークの併用:可能
- 他メーカーとの接続:可能
- 参考価格:¥34,980
おすすめポイント
- MMCで最大10人の同時接続が可能
- ユニバーサルインターコムに対応
- 高性能なノイズキャンセル機能を搭載
- 通話をしながら音楽が楽しめる
- FMラジオ内蔵
- 急な降雨でも安心なIPX6の防水性
- 電波飛距離が最大1.4km
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事では、MIDLANDのバイクインカムBT MESHをご紹介しました。
BT MESHは、最大でも10人程度のマスツーリングが多い方にオススメのバイクインカムです。
メッシュ通信機能や、インカムで会話をしながら音楽やナビの音声やFMラジオを同時に聞くことが可能なステレオブレンドや、音楽のシェア等、機能面が充実しています。
少し高額なバイクインカムですが、今バイクインカムの購入で迷われている方は、比較検討機種の1つにされてはいかがでしょうか。
この記事が現在バイクインカムの購入を迷われている方の参考になりましたら幸いです。