この記事を読まれている方は、ツーリング中にインカムで音楽や会話を楽しむ為にSENA20Sまたは、SENA20SEVOの購入を検討されている方なのではないでしょうか。
バイクインカムは高額なバイク用品ですので、購入前にしっかりと情報を集め比較検討して自分にあった商品を購入したいですよね。
本文内では、SENA20Sと20S EVOが何故おすすめなのか、その理由と、20Sと20S EVOは何が違うのかについてもご紹介していますので、SENA20Sと20S EVOの違いを知りたい方や購入を検討されている方は是非参考にして下さい。
Contents
SENA 20Sと20S EVOとは
出典:SENA
SENA 20S EVOは、2019年2月1日に発売されたバイクインカムで、空気力学を考えた設計とジョグダイヤルや、オーディオマルチタスク機能が搭載され大人気となったSENA 20Sの後継機です。
以前のモデルSENA 20Sでは、本体からアンテナを出すのを忘れると通信障害が起こっていましたが、最新のSENA 20S EVOではアンテナを固定型のシャークフィンアンテナに変更されている等、SENA 20Sで不便に感じていた点の改良が施されています。
次の章では、SENA 20Sと20S EVOをオススメする理由と違いについてご説明します。
SENA 20S EVOがおすすめの理由
この章ではバイクインカム、20S EVOがおすすめの理由をご紹介します。
基本機能は、SENA 20Sと20S EVO共に違いはございません。
最大8人での同時通話が可能
SENA 20Sと20S EVOの両モデルとも最大で8人の同時通話が可能です。
8人というのが、多すぎず少なすぎず丁度よい人数制限で、いつもは1人から2人のタンデムやソロでのツーリングが多いけど、たまに2人から6人くらいのマスツーツーリングに行くという方には、サインハウスのビーコムSB6Xのように4人が上限のインカムでは1人が仲間はずれになってしまいます。
でも、カルドのPACKTALK BOLDのように独自規格のメッシュ通信で15人まで使えても、機種やメーカーを揃える必要がある等、初期導入のコストが心配という方に、SENA 20Sと20S EVOをオススメします。
最大通信距離2kmの安心感
SENA 20Sと20S EVOがオススメな理由は、見通しの良い直線の最大通話距離が2kmと長めに設定されている点です。
高速道路や一般道では信号や様々な道路事情で、グループが分断され離れてしまうことが良くありますが、そんな時に道路の脇にバイクを停車させて相手を待てるとは限りません。
高速道路はパーキングエリアやサービスエリア意外駐停車禁止ですし、一般道も交通量の多い道路では路肩に停車していると事故の被害者になったり、渋滞の原因になってしまう可能性もあります。
そんな時に最大通信距離2kmまで対応するSENA 20Sと20S EVOがあれば、焦ることもなく合流して再びツーリングを続ける事が可能です。
インカムで会話をしながら音楽やナビの音声が聞ける
SENA 20Sと20S EVOは、オーディオマルチタスク機能により、インカムで会話をしながら、付属機能のFMラジオやBluetooth接続している音楽プレイヤーの音楽を聴くことが可能です。
他社のインカムと接続が可能
SENA 20Sと20S EVOともに、ユニバーサルインターコム機能により、他社のバイクインカムと接続することが可能です。
※使い方と接続の互換性に関しては保証外の製品もありますので、ご心配な際は購入の際に必ず問い合わせをしてください。
SENAアプリでスマートフォンで設定の変更が可能
SENA 20Sと20S EVOともに、AndroidとiOSに対応した専用アプリを使うことで、スマートフォンから本体の設定変更が可能です。
SENA 20Sと20S EVOの違い
SENA 20SとSENA 20S EVOの違いについてご紹介します。
固定型シャークフィンアンテナを採用
SENA 20Sと20S EVOの違いは、 20Sで不評だった細くて長い可動式アンテナが、20S EVOでは固定式のシャークフィンアンテナに変更されている点です。
以前の20Sに搭載されていた可動式アンテナは、インカムで会話をする際に本体のアンテナを立てていないと通信障害で会話が出来ませんでした。
アンテナを立てるのはワンタッチ操作で出来るので、ほんの軽微な改修のように思われるかもしれませんが、マスツーリングで走り出した後に気づいても、それを伝えるのはかなり困難です。
焦って操作をすると軽くパニックになってしまい転倒や前方不注意で追突や信号の変化に気づくのが遅れるなんて事態になりかねません。
ライダーはライディングに集中するためにも、固定式のシャークフィンアンテナに変更された、SENA20S EVOの購入をオススメします。
SENAプロショップお店一覧
並行輸入品を購入し、ファームウェアの更新が出来ずお困りの際は、SENAプロショップ店舗へ持ち込んでアップデート可能ですので、お近くのSENAプロショップへ問い合わせてみてください。
2018年9月20日現在の情報です。
出典:SENA
SENA 20Sと20S EVOをご紹介
この章では、SENAのバイクインカム20Sと20S EVOをご紹介します。
※SENAのバイクインカムは、防水性能についての記述や説明ががなく、同社に問い合わせたところIPX5~6程度の防水性能はあるとのことでした。
しかし、製品ページ上で防水についての明言はしていませんので、購入の際はご注意ください。
SENA 20S EVO
商品情報
- ブランド名:SENA(セナ)
- サイズ:W48.3mm × H25.5 × D × 94.7
- ファームウェア対応OS:Windows / Mac
アップデートプログラム SENAプロショップ - 重量:61g
- 防水性能:-
- 電波到達範囲:最大約2.0km
- 最大通話可能人数:8人
- 連続使用時間:13時間
- 充電時間:2.5時間
- 対応プロファイル:HFP / A2DP / AVRCP
- 聴きとトークの併用:可能
- 他メーカーとの接続:可能
- 参考価格:¥33,500
おすすめポイント
- 固定型シャークフィンアンテナを採用
- 通最大2.0kmの通信距離
- FMラジオ内蔵
- 通話をしながら音楽が楽しめる
- 他メーカーとの接続が可能
SENA 20S
商品情報
- ブランド名:SENA(セナ)
- サイズ:W48.3mm × H25.5 × D × 94.7
- ファームウェア対応OS:Windows / Mac
アップデートプログラム SENAプロショップ - 重量:60g
- 防水性能:-
- 電波到達範囲:最大約2.0km
- 最大通話可能人数:8人
- 連続使用時間:13時間
- 充電時間:2.5時間
- 対応プロファイル:HFP / A2DP / AVRCP
- 聴きとトークの併用:可能
- 他メーカーとの接続:可能
- 参考価格:¥35,389
おすすめポイント
- 通最大2.0kmの通信距離
- FMラジオ内蔵
- 通話をしながら音楽が楽しめる
- 他メーカーとの接続が可能
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事では、SENAの20Sと20S EVOをご紹介しました。
後発のSENA 20S EVOが発売され、機能のアップデートがあると期待した方も多いと思いますが、アンテナが固定型のシャークフィンアンテナに変更されただけでした。
今SENAの20Sをお使いの方や、これから新たにバイクインカムを購入しようか迷っている方には、SENA 20S EVOの購入をオススメします。
この記事が現在バイクインカムSENAの20Sと20S EVOの購入を迷われている方の参考になりましたら幸いです。