この記事を読まれている方は、少人数のツーリングに出かけることが多く、多機能で操作が煩雑そうなバイクインカムではなく、シンプルで簡単な操作が出来るバイクインカムを探していている方で、シンプル簡単操作がセールスポイントとなっているSENAのバイクインカムSF1 / SF2 / SF4といったSENAのバイクインカムSFシリーズの購入を検討されている方なのではないでしょうか。
各メーカーが出しているMesh機能を搭載した最高峰のバイクインカムは確かに所有欲を満たしてくれるので購入を検討してしまいがちですが、Mesh通信を使った複数台同時接続等の機能を使い切れる機会はそう多くありません。
上をみれば際限がありませんので、購入前にしっかりと情報を集めご自身の予算や、何の機能が欲しくてバイクインカムを購入するのか、何の機能があれば満足出来るのかといった軸を決め、自分の求める性能を抑えたバイクインカムを購入するようにしましょう。
本文内では、SFシリーズが何故おすすめなのか、その理由と、シリーズのSF1 / SF2 / SF4は何が違うのかについてもご紹介していますので、購入を検討されている方は是非参考にして下さい。
Contents
SENA SFシリーズとは
SENA バイクインカムSFシリーズは、2018年12月14日に、SF1 / SF2 / SF4の3機種が同時発売されました。
3ボタンだけの配置で誰でも簡単に操作が出来るシンプルなバイクインカムが開発コンセプトで、リーズナブルな価格を設定が売りのバイクインカムです。
安かろう悪かろうではなく、基本機能のインカム通話、スマートフォンから電話をかけたり、ツーリング中に音楽を聴くことが可能。
SF3がラインナップにない理由は、同時通話人数別に商品名を付けており、SF4が最大4人の同時通話が可能なためです。
次の章では、SENA SFシリーズをオススメする理由と、SF1 / SF2 / SF4それぞれの違いについてご説明します。
SENA SFシリーズがおすすめの理由
この章ではSENAのバイクインカム、SF1 / SF2 / SF4がおすすめの理由をご紹介します。
3ボタンだけのシンプルで簡単な操作性
SENAのバイクインカムSFシリーズがオススメな理由は、本体を3つのボタンで操作が可能なシンプルな操作性が可能なためです。
バイクでツーリングを楽しんでいる際にボタンが複数あったり、グローブを装着したままでは細かい操作がし辛いインカムでは、操作に手間取り前方への注意が散漫になってしまい、信号の変化や急な飛び出しに対応出来ずに追突事故を起こしたり、路面の変化に気づけず転倒してしまう可能性もあります。
SENAのバイクインカムSFシリーズは、操作が3つのボタンだけで完結しますので、前方から意識をそらすことなく操作が可能ですので、ボタンが多いと操作に戸惑うという方にとても向いているバイクインカムです。
必要な機能別に価格が選べる
SENAのバイクインカムSFシリーズがオススメな理由は、SF1 / SF2 / SF4の3機種から必要な機能別に価格帯を選べることです。
高機能なバイクインカムは魅力的で、購入したくなりますが、実際購入しても大人数でツーリングに行く事もなく、使ってみると最低限のインカム通話と音楽が聴けるだけで良かったという話も耳にします。
5人以下のツーリングしかいかないという方は、SF1 / SF2 / SF4のいずれかのインカムの購入をオススメします。
バイクインカムSF1 / SF2 / SF4の違い
SENAのバイクインカムSF1 / SF2 / SF4の違いについてご紹介します。
SF1は発売当初はインカム機能がありませんでしたが、2019年の春ファームウェアアップデートで、最大通話距離100mの1対1インターコム通話が可能になりました。
希望小売価格の違い
- バイクインカムSF1 : 14,800円(税別)
- バイクインカムSF2 : 17,800円(税別)
- バイクインカムSF4 : 24,800円(税別)
通話人数
- バイクインカムSF1 : 1
- バイクインカムSF2 : 2
- バイクインカムSF4 : 4
※SF1は発売当初はインカム機能がありませんでしたが、2019年の春ファームウェアアップデートで、最大通話距離100mの1対1インターコム通話が可能になりました。
通話距離
- バイクインカムSF1 : 100m
- バイクインカムSF2 : 800m
- バイクインカムSF4 : 1,200m
オーディオオーバーレイ機能
- バイクインカムSF1 : ○
- バイクインカムSF2 : ○
- バイクインカムSF4 : ○
※オーディオオーバーレイ機能とは、音楽やナビアプリの音声案内を聞きながら、インカムでの会話を続けることが出来る機能のことです。
付属HDスピーカー
- バイクインカムSF1 : 付属しない
- バイクインカムSF2 : 付属
- バイクインカムSF4 : 付属
※SF1はHDスピーカーが付属しませんが使用は可能。
FMラジオ機能
- バイクインカムSF1 : ☓
- バイクインカムSF2 : ○
- バイクインカムSF4 : ○
クイックチャージ機能
- バイクインカムSF1 : ☓
- バイクインカムSF2 : ○
- バイクインカムSF4 : ○
※クイックチャージ機能とは、30分で4時間のインタカム通話が可能となる急速充電機能のことです。
SENAプロショップお店一覧
並行輸入品を購入し、ファームウェアの更新が出来ずお困りの際は、SENAプロショップ店舗へ持ち込んでアップデート可能ですので、お近くのSENAプロショップへ問い合わせてみてください。
2018年9月20日現在の情報です。
出典:SENA
SENA のインカムSF1 / SF2 / SF4をご紹介
この章では、SENAのバイクインカム20Sと20S EVOをご紹介します。
※SENAのバイクインカムは、防水性能についての記述や説明ががなく、同社に問い合わせたところIPX5~6程度の防水性能はあるとのことでした。
しかし、製品ページ上で防水についての明言はしていませんので、購入の際はご注意ください。
SENA バイクインカム SF4
商品情報
- ブランド名:SENA(セナ)
- サイズ:W-mm × H-mm × D × -mm
- ファームウェア対応OS:Windows / Mac
アップデートプログラム SENAプロショップ - 重量:35g
- 防水性能:-
- 電波到達範囲:最大約1 300m
- 最大通話可能人数:2人
- 連続通話時間:13時間
- 対応プロファイル:HSP / HFP / A2DP / AVRCP
- オーディオオーバーレイ機能:有
- 参考価格:¥
おすすめポイント
- 2人グループでのツーリングがメインの方にオススメ
- ナビ音声や音楽を聴きながらインカム通話が可能
- 急速充電に対応
- ラジオ機能搭載モデル
SENA バイクインカム SF2
商品情報
- ブランド名:SENA(セナ)
- サイズ:W-mm × H-mm × D × -mm
- ファームウェア対応OS:Windows / Mac
アップデートプログラム SENAプロショップ - 重量:35g
- 防水性能:-
- 電波到達範囲:最大約800m
- 最大通話可能人数:2人
- 連続通話時間:13時間
- 対応プロファイル:HSP / HFP / A2DP / AVRCP
- オーディオオーバーレイ機能:有
- 参考価格:¥19,224
おすすめポイント
- 2人グループでのツーリングがメインの方にオススメ
- ナビ音声や音楽を聴きながらインカム通話が可能
- 急速充電に対応
- ラジオ機能搭載モデル
SENA バイクインカム SF1
商品情報
- ブランド名:SENA(セナ)
- サイズ:W-mm × H-mm × D × -mm
- ファームウェア対応OS:Windows / Mac
アップデートプログラム SENAプロショップ - 重量:35g
- 防水性能:-
- 電波到達範囲:最大約100m
- 最大通話可能人数:1人
- 連続通話時間:13時間
- 対応プロファイル:HSP / HFP / A2DP / AVRCP
- オーディオオーバーレイ機能:有
- 参考価格:¥15,984
おすすめポイント
- タンデム走行がメインの方向けの1対1 のインカム通話可能モデル
- 2万円以下で購入可能なモデルながら、オーディオオーバーレイ機能等の基本機能をしっかりと抑えている
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事では、バイクインカムSF1 / SF2 / SF4をご紹介しました。
SENAのバイクインカムSFシリーズは通話人数に応じて選べる3タイプがラインナップされていますので、たまにタンデム走行することが多いが、普段はソロでツーリングに出かける方や、5人以下の少数ツーリングに出かけられる機会の多いライダーにオススメです。
メーカーのフラグシップモデルは高機能で魅力的ですが、必要な機能や普段ツーリングにでかける人数に合わせて賢くバイクインカムを選ぶことが大切です。
また、シンプルな機能にまとめられていることで、操作に迷うこともなくなりますので、注意散漫になってしまうことも防げますので、普段ボタン数が多いと操作にイライラする方や、操作を覚えるのが苦手な方にオススメします。
この記事が、バイクインカムSENAのバイクインカSF1 / SF2 / SF4の購入を迷われている方の参考になりましたら幸いです。